魔法使い=悪役というイメージは古いものになりつつあるようですが、それでもなお、悪役としてのスタンスを保持し続けているのが死霊魔術師(ネクロマンサー)さんです。 ゾンビやスケルトンなどのアンデッドを作り出したり、悪霊を呼び出したり。 果てには自らアンデットの王として転生したり。
まあ、そういう事を平気で行う方々ですから、たいてい最終目的は「世界征服」だの「世界の破滅」だの、剣呑な代物だったりします。 ただ、時たま「世界の法則を知るため」だとか、「神の力を理解するため」だの、大いなる知識の探求のために命をささげ、ささげ足りないんでアンデッドになっちゃったという(;^_^)ちょっぴり憎めない方々もおられるようです。 でも、そのために(比喩表現でなく)人の生き血をすするとか、魂を食らうとかやってる場合も多いので、あまり仲良しにはなりたくないタイプですね〜。 で、普通「これ系」の魔術師って、プレイヤーはなれないんですが、「アースドーン」というゲームでは「異界魔術師(ネザーマンサー)」という名前のそれっぽいキャラが使えます。 「悪霊を呼び出して敵にぶつける」とか、「敵の心臓を握りつぶす」とか、「悪魔(のような存在)を呼び出す」とか、あやしげな呪文が目白押しです。「こんなのプレイヤーが使っていいの〜?」という感じですが、実は理由付けがされてまして、 「”力そのもの”には善も悪もない」…例えば、人を殺すのに剣を使ったからといって、”剣”が邪悪という訳ではない…つまり、使い方次第ということらしいです。 「邪悪っぽいけど強力な、この能力を使って世界を救おう」ってわけですね(;^^)。 ただ、世間一般からは、やはり嫌われているようです(苦笑)。 貴方の出会った魔導師さんも、見かけが恐いだけで実はイイヤツなのかも…?
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