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僕が冒険者になったきっかけは、平凡な生活がイヤだったからだと思います。ただ普通に暮らしても、何か刺激が無いと人生はつまらないです。(偏見だぁ・・・)まぁ、平凡に暮らしていても面白いことはあると思うが。だが、冒険者になれば、毎日が刺激のある人生になり、面白い人生になると思ったからです。それと、僕の引退の時期は、僕が朽ち果てるまでです!!!(笑)長くなりましたが、この辺で筆を置きます(笑)。それじゃっ。
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どうして冒険者になった?と聞かれると、最初に浮かぶのは【憧れ】。 好奇心旺盛な少年時代、一夜の宿を求めた旅の戦士。 冒険の話をねだる自分、それに快く答えてくれる彼。 精悍な笑顔と、瞳の奥の強靭な意志の輝き。自分で道を切り開く力。 そしていつしか青年と呼ばれる頃、いつか見た戦士を目指し旅路に人生を置く。 まさに一人の冒険者が生まれた瞬間ではないでしょうか。 しかし、憧れで始まった旅路には、さまざまな現実がついてまわります。 彼がそれに立ち向かい、時にはくじけそうになった時、きっと彼の側には壁を乗り越える力をくれる、頼もしい仲間達が居るのでしょう。
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この稼業についた理由? うーん、やっぱり憧れとかだと思うだろうけど、ちょっと違うな、僕の場合は。ちょっと人には言えない事情があって……あまりひとところに定住しない方がいいんだよね、僕たち兄妹は。 知ってるとは思うけど、住所不定、ってなると、雇ってくれるところってのは極端に少ない。もしあっても職場に迷惑をかけるわけにはいかないし。 それでも食べていかなきゃならないだろ?最初は行く先々でちょこちょこと家事手伝いなんかをしていたんだけど、そんなんじゃ僕と食べ盛りの妹ではとても生活していけない。 そういう訳で、一度に高収入を得られるこの仕事を選んだ、って訳さ。この街が気に入ってしばらく滞在することになった後も、二人の仲間と一緒に組んで続けてる。 多分、一生やめられないんだろうな。奴らが僕たちを狙いつづける限り。……僕、本当は画家になりたかったんだけど……一体どこをどう間違ったんだろう。
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彼は修業中の武闘家だった。 家を継がされる心配のない次男だった彼は、ちょっとした修業の旅に出ていたのである。 が、そのころ父親がバクチにはまり、全財産をスッているとは夢にも思わなかっただろう。 久しぶりに家に帰った彼を待っていたのは、家も田畑も人手に渡り、幼い妹は売り飛ばされ、長男である兄はどこかに逃げ、父は自殺し母は心労のあまりの病でとうにこの世を去ってしまっている、という状況だった。 知り合いからその話を聞いた彼は、とりえの武術(それしかないともいう)を生かして旅に出た。 とりあえずの目的は修業と、妹の行方を捜す事である。 道中数人の冒険者と知りあい(奇人変人大集合)、殺人の濡れ衣を着せられて官憲に追われ(スタッフでどうやって人を刺し殺せるというのか?)、金がないのどうのこうのと騒ぎつつ仲間に振り回されながらも国外逃亡の旅を続ける彼は、18歳にしてすでに悟りの境地に入りかけている。 改題:ルーシャオのどん底冒険記
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俺は骨董品屋なんだ。 こう見えても眼は利くほうなんだが、いかんせん不器用でなぁ。 掃除したりしてるとすーぐに商売もんみんな割っちまうんだな、これが。はははっ……シャレになってねぇ…… で、バイトの奴を雇ったんだが、こいつが結構わけありの奴で……ひょっとしてもう会ったか?フリックっていうくそ生意気なガキだ。 そいつが副業で冒険者なんかやってて、俺は殆どそいつに誘われる形でこの稼業についたってわけだね。 今じゃ結構有名になってるぜ。「変人」(スプーキー)リノイ、ってな。 まあ有名にもなるよな。報酬に現金じゃなくて美術品を要求するんだから。
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あ――――――――!リノイもフリックもズルいわよぉ、よりにもよってあたしより先に…… ……コホン。えーと、あたしは結構前からこの仕事してたかな。傭兵だった父さんの影響があるのかもね。そう言う意味じゃよくある憧れって奴に近いかも知れない。 でもちょっと違うの。 ひとを探しているのよ。え?うううん、そうじゃなくて、名前も知らないようなひと。父さんの葬式のときに、事情も説明せずにお骨を持って行っちゃったのよ。 どうしてそんな事をしたのか知りたいし、やっぱり父さんの骨はうちのお墓に入れたげたいじゃない? この仕事を続けてればそのうちそのひとに会えるかな、なんて思うの。 だから、ね。
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「これでいいのね・・」『あぁ』 ターゲットと暗部のサーチャー(監視者)を消した男が引退を決意したのは5年も前の事だった。 「やっかいごとはご免だから」 と言っていた彼女を引き込んだのが4年前。 それから機会を得たのが今だ。 『じゃあな』 「・・・次は私があなたを消しに行くかもね」 まぁ 当然だろう。 『待っている。』 「あ〜いやだ、絶対貴方にかないっこないじゃない。」 少し笑ってから彼女が続ける 「覚悟はしてるのね。・・・じゃあまたね」音さえも残さず消える彼女。 『・・・』 『さて行くか』
翌日、暗部で1人のハンターが抹消され、1人はハンターからターゲットになった。 消されたのは女性、ターゲットは次期ヘッドリーダーだった男だという。 そこまでして彼が引退した理由は知られていない。
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ブルー。彼の場合、物心つく頃には親はいなかった。それでも豊富な仲間や先生と親しまれた大人によって優れた話術を身につけた。そしてある事件をきっかけに彼は無限の大地に旅立った。 その事件は彼が13歳の時に起こった。空間の狂った世界で彼は一人の青年に出会った。様々な試練を乗り越え青年のもとにたどり着いた時、青年は、 「君は試験には不合格だった。しかし有望な人材だ。私の学校に来てくれないかね?今とは言わない。将来強くなってきてくれればいい。待っているよ。」 次の瞬間彼は自分の部屋のベッドにいた。そして彼は青年のものと思われる書き置きを見ると、共におかれていた剣と銃を持って旅立った。 生きるために、また自分の目的を果たすために彼は金稼ぎの旅に出た。 そんな彼の旅は学校に入ることでは終らない。今や彼は旅を楽しんでいる。彼の旅は彼が動けなくなるまで終らない。
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