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いまやPC-RPGの世界では最弱モンスターとしてゴブリンやコボルトと肩を並べる(どこが肩かは知らないが)スライムだが、彼らについて真剣に考えてみると彼らはなかなか「つおい」「ちょべりば」なモンスターであることに気づく。 まず彼らを語るには彼らスライムというものを定義しなければならないのだが、これが人によって様々で「何でも溶かして同化してしまう」「切っても切っても再生する」「倒すには燃やすしかない」など、過激強敵スライム派がいるかと思えば、「ショック(打撃)を与えるだけで表面張力が破れ、水滴のような形をしていられなくなってビチャとなる」など、RPGはドラクエしかやったことのないであろう方の意見、「同じ色を4つ並べれば消える」など勘違いしている意見、様々である。
しかし、「何でも溶かしてしまう」というのは行き過ぎであろうし、スライムというのが水滴の形をしたうすら笑いを浮かべたモンスターであるというのもちょっといただけない。何でも溶かしてしまうなら地球はすぐにスライムと同化して一個の「スライム」となってしまうだろうし、表情のあるスライムというのは単細胞生物であることを否定している。
やはりここは定義としては、「巨大な単細胞生物で、タンパク質を溶かして自分の養分とする生物(植物ともいえる)」というのが無難なところであろう。
マスター諸氏、よく考えておかないとプレイヤーにヤラレルゾ。
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スライムですか・・・それならクトゥルフ神話のショゴスこそ究極でしょう。 この恐るべき怪物は何億年もの昔から地球に生息しています。われわれ人間がほとんど遭遇することがないのは幸運といえるでしょう(1931年にミスカトニック大学探検隊が南極大陸にて遭遇したと言われていますが・・・)。ショゴスに対する有効な攻撃手段はほとんどありません。物理的な攻撃はかすり傷にしかなりませんし、火もあまり効きません。少々の傷は瞬く間に再生してしまいます。なにより5メートル以上はある巨体に直接挑むのは無謀以外のなんでもありません。対抗するにはミサイルやナパーム、限定核兵器などの近代兵器の使用を求めなければならないでしょう。ただし核攻撃でも確実に倒せる保証はありません。そして、ショゴスと遭遇するとすればたいていはそうした兵器の運用が困難な深海の底や南極の氷の下であることの方が多いのです。 なにより、強大な勢力を誇った旧支配者すらも滅亡においやったこの怪物を目のあたりにして、脆弱な人間の精神がはたしてもつかどうか。かの有名な狂えるアラブ人アブドゥル・アルハザードですらも「ショゴスがこの惑星に生まれたことはなく、麻薬を服用した夢想家以外に想像したものもいない」とその存在を認めようとはしなかったほどです。 あなたは・・・耐えられますか? あの、旧支配者の嘲るような声を真似た笛の音のような叫び声に。「テケリ・リ! テケリ・リ!」と繰り返し聞こえてくる不吉な音に! わたしは耐えられない! わたしは!(以後意味不明の発言が続くので省略)・・・というような探索者をやったことのある人はわりといるでしょう(^^;でもこれはファンタジーでなくホラーですね。テーマには合っていてもこのページには合わないかな。
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その1:気に入っていたレザーアーマーを消化された。 その2:ダンジョンの中でいきなり天井から降ってきて、あせった私は、たき火の中にスライムとともにランデブー。どうにか一命をとりとめる。 その3:落とし穴のそこにスライムが生息していて、あやうくブーツを消化されそうになる。
う〜ん、スライムとは切っても切れない縁があるような気がする。(マスターの陰謀か?)
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「ドラクエ6」のぶちスライム・・・。白地に黒のぶち、うしの模様・・・。 かわいいっっっ!!! かわいすぎる!!! これは罪だね(笑)。 でも鳥山明氏(モンスターデザインってこの人だったよね・・・)によると、人間の子供(小学生くらい)程の大きさなんだってさ。連れて歩くには大きいかな・・・(でも欲しいよね)。 こないだ、TRPGでますたあ(の申し子・すらいむ)にチェイン・メイルを溶かされました。+1がただのチェインメイルに。むきぃ。今度あったら塩かけてやるぅ。 ・・・スライムって塩で溶けんのかなあ?
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D&Dのスライムで灰色のグレイ・ウーズというスライムがいる。 こいつは武器や電撃で攻撃するしかなく、しかも攻撃した武器は普通の武器ならその場で壊れてしまう。たとえ魔法の武器や防具でも攻撃をしてる間にそのうちに壊れてしまう、という恐ろしいモンスターだ。 ドラクエやF.Fなどで弱いイメージのあるスライムも、TRPGではものすごくやっかいなモンスターである。(俺の武器もやられてしまった!!) もしも、あなたが灰色のスライムをみかけることがあったら、戦わずに一目散に逃げることをお勧めする。
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スライムを最弱にしたのはドルアーガの塔、アイドル化したのはドラクエ、というのはSNEの見解だったかな? 今メインでやっているアドウィズはコンピュータ出身なのでスライムは(一応)雑魚である。 でも、ウィザードリィの作家の一人、アンドリューはD&D出身だった気がするのだが...まあ、BCFの頃には開発離れているはずだけど。 よーするに、私がコンピュータ版を全くやったことがないだけなんだけど...
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スライムはね。酸っぱいライムの香りがするから酢ライムて言うんだよ。 「バカかおまえは!!」(一人突っ込み) 冗談はさておき、D&D系のゲームをしたことがある人なら、彼奴らの恐ろしさを知っているだろう。私も奴らには死ぬような目にあわされた。(事実、死人も出たが) しかし、私はダンジョンマスター(DM)をやるようになってからは、その教訓を生かすことができた。(結果、死人を創ることになるのだが) そう、あれはどこかのダンジョンでのこと、あるプレイヤーのキャラクターが扉を開けようとしていた。彼は迂闊にも扉は調べたが、自分がいる部屋の中を調べていなかったのだ。そしてDMの思惑どおりに扉は開き、扉と連動して天井が開き哀れな犠牲者めがけて、緑のゼリー状のモノが落ちてきた。哀れ彼はゼリーまみれ。 それに気づいた仲間は「スライムだ!」と叫び、持っていた松明をゼリーに押しつけた。彼は火まみれに、数ラウンドほど続いた。「何故?」 何故って、その緑色のゼリーは実は特殊な油でゲル状態だったのです。それにある魔術師が改良を加え、松明ていどの火力が加われば発火するように細工していたのです。 哀れ彼は火の車。 運良く生きていたけど全身火傷の重症患者。 私も酷いことをしたものだ。「おまえ鬼だよ」
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『同化』能力でしょう。 あ、ここでは特に「グリーンスライム」に関してです(D&Dですかね)。 まず、何でも溶かす、というのはよく聞きます。確か、溶かせないのは石と魔力そのものとかいう。魔力そのものというのは、たとえば魔力による結界とか。溶かすという行為(?)はあくまでも物理的接触によってのみ引き起こされる現象ですから、結界によって接触を防げば大丈夫、だろう、きっと。 鉄でもガラスでも溶かしてしまう。魔力で強化してある武器も、切れ味とか強度をあげる程度なら刀身が「接触」しますから駄目です。だんだんと侵食が進んで、いつかは使用不能になりますね。 ですが、一番イヤなのは有機物への接触です。雑草しかり、野生生物しかり、モンスターしかり、人間しかり。有機物と接触すると、溶かすではなく、同化します。接触面への瞬間的な細胞の融合という干渉ですね。つまり、くっついた場所がグリーンスライムになってしまう。当然、なってしまった場所とまだなっていない場所とは「接触」してますから、どんどんスライム化は進行します。 手で触ったとすると、手の先がまず変化して、だんだんと食われつつ登ってこられるっていう・・・うぅぅぅうう!!気持ち悪い!!! 多分、傷ではないから痛みはないと思います。余計嫌ですが。 この設定で行くと、「頭からかぶる」という状況になった場合・・・ 侵食はかなりゆっくりとしているとはいえ、すばやい対応(火だ)が要求されます。でないと、頭だけスライム化した人間が! 想像するにしたくないですね。
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ディーン・R・クーンツ著の「ファントム」(文春文庫)を是非読んでみてください。リアリティあります。
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