|
#21 初めて物語
|
dmiki |
1996年12月06日 |
|
思えば遠く懐かしき日々でした. 国内初の家庭用コンピューターRPG「ハイドライド・スペシャル」.パソコンゲーム初のファミリーコンピュータ用移植作「ウィザードリィ」.国産初の家庭用コンピューターRPG「ドラゴンクエスト」.おそらく国内で最も古いコンピューターRPGであると思われる「ザナドゥ」.パソコンRPGの傑作「イース」.マルチシナリオシステム「ソーサリアン」.H・RPG「ドラゴンナイト」.ストーリー重視指向のはしり,「エメラルドドラゴン」.家庭用コンピューターRPGの最高傑作「ルナ」.シミュレーションの色濃い「シャイニングフォース」.多分スーパーファミコンの最高傑作であるだろう「タクティクス・オウガ」.まず間違いなく初めて国内で販売されたゲームブック「火吹き山の魔法使い」.全三巻構成の超大作ゲームブック「ソーサリー」.実は国産ゲームブックでは一番の大作ではないかと思われる「ドルアーガの塔」.テーブルトーク,果てはRPGそのものの元祖,D&D.そしてゲームブックのルールから派生したT&T.究極のシステム「ロールマスター」にその簡易版「指輪物語」.TRPG双璧の一つ「ルーンクエスト」.その簡易版「ストームブリンガー」.そして忘れてはならないのが国産TRPGの傑作ソードワールド. 今でこそRPGといえば知らぬ者のない日本ですが,昔はひどく偏屈者の趣味として扱われました. 「話し合いでルールを適用する?そんなことでゲームが成り立つわけないよ」 「ストーリーをみんなで作り上げる?そんなの自己満足じゃん」 「RPGってドラクエのことだろ?経験値ってやつだよな」 「ゲームなんだから勝たなきゃ面白くないんじゃないの?」 「よくそんな有りもしないお話に一喜一憂できるね」 これらは全部実話ですから. 今は...でも,あまり正確な理解が広まっているとも思えないですね. とにかく,RPGは私の趣味全般の原点です. イラスト,小説,演劇,ゲームシステム,すべてはRPGやりたさに身に付いたモノです. RPGは総合芸術,究極のエンターテインメントです. このゲームの持つ可能性と素晴らしさが,一人でも多くの人に伝わることを,私は願っています.
|
#22 WIZと私
|
かねる |
1997年01月06日 |
|
私が初めてTRPGと出会ったのは,WIZでした。 当時はまだ、DQ3やFF2が巷をにぎわせていた頃だったので、RPGとはテレビゲームのジャンルとばかり思っていた私に、4面ダイスは新しい世界を教えてくれました。 扉を開けると出てくる怪物どもはグラフィックは無いものの、簡単に復活できないこともあり,このキャラが死んでしまうという恐怖はテレビゲームでは味わえない物でした。 また、このときに初めて ”クリット” なる言葉を覚えると同時に、その偉大さには体が震えたものです。 そんな時代からはや1?年、途中でSWやロードスに出会ったりしましたが、私の最高のTRPGはやはりWIZです。(なんだか最近の怪しげなWIZではない事だけは明記しておく)
|
#23 ファンタジーといふもの
|
いー・あーる |
1997年02月01日 |
|
最初に出会ったファンタジー・・うーむ、案外、メアリーポピンズかも。(爆) 私は、実は今まで一度もRPGというものをやったことがないのですね。どうも、子供の頃読んでいたファンタジーものに、剣が出てこなかった所為かもしれません。 SFが、「未来」というものに形を借りて現時点では想像でしかない世界を作り、その中での人々を描くものならば、ファンタジーは「超現実・超常識」の上に世界を立てて、その中で人がどうするのか、を考えるもののような気がするのですね。(だから最近、世界を考えるのは好きなんですが・・・) そういう意味で言うのならば、子供の頃に読んだ大半の本はファンタジーですね。 ただ、残念なのは、日本のファンタジーがなかなか見つからないこと。剣と魔法を日本風に置き換えると忍法帖になりそうだし・・・・
|
#24 TRPGの最初と言えば…
|
ALP |
1997年02月01日 |
|
もうかれこれ何年になるのでしょうか。初めて「ろーるぷれいんぐげーむ」なるものに触れたのは、中学の塾の教室でのことでした。休み時間に友人たちが怪しげな紙を広げ、なにやら話し込んでいるのを、ちょっと興味を持ったのが運の尽き(笑)。 「なにそれ」 と聞くと、今度の日曜にうちに来れば判るとのこと。早速、日曜に言われたとおりに筆記用具を持って友人宅に行くと、すでに数人が集まっていて奇妙な形の「さいころ」をいくつかじゃらつかせてました(当然、今ではさいころなんて言わずにダイスですけど)。 最初にもらった空欄のいっぱいある紙、そこには「D&Dキャラクターシート」と書いてありました。StrとConが高いということで、ファイターをやることになり何もルールの説明もないままにシナリオに突入。赤箱を持っている人は判るでしょうが、やったのはあれです。最初に古城の前に到着し、そこで軽い戦闘を終えた後の正直な感想は「町に帰ろう」なんていう情けないものでした。その後も、古城の中を探索したのですが、いつどこから何が出てくるのかという警戒心で一杯で、ゲームをしていたというよりはお化け屋敷に行ってたみたいな感覚でした。いえ、自分自身の精神状態を考えたら、お化け屋敷なんてものでは比較できないかもしれません。とりあえず、なんとかシナリオは終了し、PCは生還しました。達成感とかそんなものよりも安堵感におおわれたのを覚えています。 その後は、すぐにもっと知りたくなり、サンシャインの地下にあるホビーショップで赤箱を購入し(現在は残念ながら取り扱ってないようです)、その週末には徹夜でルールブックを読みました。 今思えば、なんと微笑ましいことでしょう(^^; そこから、TRPGの魔の世界に転がり落ちていったわけです。さあ、皆さん。怖くなんかありません。底なし沼へと堕ちていきましょう。
|
#25 D&DであってD&Dでないもの
|
Yori |
1997年02月01日 |
|
初めてのRPGといえば、D&Dというものだったが、世間でいわれてるものとは違っていた。 友人の兄に誘われ、始めたゲームがD&Dらしきものだった。まだ日本語版のでる前のこと。その、どこの誰かが訳したルールは、何度もコピーを重ねたのか、ところどころ文字がつぶれていた。そんなわけで内容もはっきりせず、一度だけプレイしたという友人の兄の記憶を頼りに遊んでいた。しばらくして、新和から日本語版がでたときは、かなりのショックを受けた。それ以来、D&Dにたいしてどうも距離をとってしまうようになった。
|
#26 はじめてのRPGかあ
|
けいけい |
1997年03月01日 |
|
はじめてのRPG・・・・ ドラクエ2だったかなあ、MSX版のウィズだったかなあ 記憶があいまいですな TRPGはプレイしたことはないけど、リプレイとかでのっているのを読むのは大好き。 TRPGやってみたいなあ。
|
#27 もしかして、私は年寄りの部類ね・・
|
pikaco |
1997年03月01日 |
|
最初にTRPGというものがあることを知ったのですが、田舎に住んでいる身では相手になるひともおらず、悶々としておりました。 そんなとき、文庫本で「火吹き山の魔法使い」を知り、その後のシリーズにもしばらく熱中しました。 そして、パソコンでRPGができるとしり、PC8801SRを購入し、「ウィザードリィ」と「ブラックオニキス」にはまりました。その後いろいろなパソコンのRPGをやりましたが、上記を越えたゲームは未だでていないような気がします。できれば、この二つをリバイバルしてほしいと思う今日この頃です。あ、後、割と好きだったゲームは「MIGHT&MAGIC」と「FANTASY」です。これも今はできる環境じゃないのでさみしいです。
|
#28 はじめはやっぱりパソコンゲーム
|
熊谷 健太郎 |
1997年03月01日 |
|
生まれて初めてRPGと名の付くゲームをやったのはたしか小学5年生でしたね.忘れもしない「夢幻の心臓」です. はじめは名前とかを付けるときに何の思い入れもなくて,その当時のキャラクターの名前は「がんばれげん」だったはず(^^;). これはどういう意味かと言いますと,その当時盛んにCMされていたインスタント食品に「がんばれげんさん」というやつがありまして, 「夢幻の心臓」の場合,キャラクターを一覧から選んで遊ぶ訳ですがキャラクター名が「さん」付けででたんですね.で,これを利用して「がんばれげん」とつけました(^^;).今思うとすごいセンスですね(^^;;).TRPGは初めにやったのは高校に入ってからでT&Tでした.内容も魔王退治のようなもので深みも何にもないですね(^^;). でも今みたいに考えすぎるプレイより良い面もあったように思えてくる今日この頃です.
|
#29 究極の麻薬
|
グレイロード |
1997年03月22日 |
|
RPG には、麻薬的要素がある・・・。そんなふうに、よくいわれますけど、まさしくその通りです。お酒は飲まない、たばこも吸わない、もちろん、麻薬はしない。そんな私が唯一、中毒症状を覚えたのが、コンピューター RPG です。 高校に入って間もない頃、パソコンを手に入れた私が最初に訪れた世界は『イース』といいました。ただ、順番が逆でして、私の場合、『3』『2』『1』の順で遊んだのです。 それでも、初めてということに加え日本ファルコムの作品は質がいいということも手伝って、それからしばらくは、『イース』と『ソーサリアン』に夢中でした。しかし・・・、これはほんの序の口だったのです。 ある日、雑誌ログインの記事のなかに、とうとう私は禁断の RPG を見てしまいました。それは、全体的に灰色っぽい画面でした。床も天井も壁も、みんな灰色の石材で埋め尽くされた、あの忘れられない地下迷宮・・・。そうです、それは『 Dungeon Master 』の画面だったのです。 疑似 3D とはいえ、あの緊張感は異常でした。夜中、画面の向こうから茶色い大きな蠍が突如として現れたときのあの恐怖! とにかく、『 Dungeon Master 』をやっているときは、現実世界のことなんて完全に忘れることができたのです。 それからというもの、私は海外の 3D RPG しかできなくなりました。一連の『 Wizardry 』シリーズはもちろん、フランス生まれの『 Drakkhen 』や AD&D シリーズの『Eye of the Beholder』など、ひたすら 3D 画面のなかを彷徨った記憶があります。特に、『 Wizardry #1 Proving Grounds of the Mad Overlord 』は面白かったですね。PC-9801 版で Level 1000 を超える Lord ができてしまうほどの時間を費やした、といえば、『 Wizardry 』を知っている方には、その "はまり具合" がわかるでしょう。 私にとって、PRG とは『 Dungeon Master 』のことであり、『 Wizardry 』のことです。特に前者は、私に新しい楽しみを与えてくれた恩人でもあります。現在、私のいちばんの趣味は、小説を書くこと。ジャンルは特定してませんが、でも、『 Dungeon Master 』のキャラクターたちを登場させてファンタジックに仕上げると、なかなか気に入ったものを書くことができるのです。 これから RPG を始めようとお考えのみなさん、気をつけて下さい。RPG は、麻薬なんかよりもずうっと強い習慣性をもっているかも知れませんから・・・。
|
#30 いきなりGURPS「夜魔夜行」
|
美紀 |
1997年04月05日 |
|
二年前のある寒い冬の夕暮れ、放課後突然呼び止められて手渡された一枚のキャラクターシート。 GURPS「妖魔夜行」。 とりあえずルールを覚えたり、世界観を理解したり、キャラクターを創ったりで、3時間強でした。。 出来たキャラクターは「炎の魔人イフリート」。 最初の会から凄まじい勢いで暴れまわり、燃え尽きた私。 今ではちゃんと世界観を踏まえプレイしている私の「はじめて物語」でした。
|
|